【Grafana】Grafanaでアラート時通知を設定する
Grafanaで可視化対象になっている監視サーバが障害を検知したら、Grafana側でメールやWebhookなどの通知を行うための設定メモです。
Grafanaでメール通知を設定する
ダッシュボード左上のGrafanaアイコンをクリックし、プルダウンから「Alerting」->「Notification channels」をクリック。
「+New Channel」をクリック。
「Name」に設定のタイトルを任意に入力。
「Description」には設定内容の概要を任意に入力。
「Type」はEmailを選択。
「Email ID」に送信したいメールアドレスを入力してください。
「Send Test」を押すと試しに「Email ID」に指定したメールアドレス宛にメールを送ることができます。
メールが受け取れることが確認できたら「Save」をクリック。簡単。
監視対象メトリクスと通知設定を紐付ける
メールの設定が完了したら、今度はメール送信のトリガーとなるアラートを設定します。
アラートを設定したいメトリクスのグラフを選択肢、タイトルをクリックします。クリックして表示されるEditボタンをクリックします。
出現するGraph設定用ボードの「Alert」タブを開き、「Create Alert」をクリック。
「Alert Config」でアラートのタイトル・しきい値を設定します。
「Conditions」ではアラート条件を指定します。「WHEN」にはグラフ中のどのタイミングでの値を参照するか決定します。デフォルトは last()
で、グラフの最右端の値を参照します。「or」句で他の条件を指定しています。
「IS BELOW」の部分ではメトリクス上で参照する値のしきい値を設定しています。「IS BELOW」であれば参照値がしきい値を下回ったときに、「IS ABOVE」であれば参照値がしきい値を上回った場合にアラートを行います。
下のプルダウンでは、値が未定・nullのとき/実行時エラー・タイムアウトのときにアラートを行うかどうかを設定できます。
これで設定完了です。