【Watson】Watson Studio でMNIST手書き文字認識を行う①【Watson Studioセットアップ】
Watsonとは
IBM Watsonは、IBMが提供するAIサービスです。
主に自然言語処理系の機械学習を行うAIを提供しており、文章のカテゴライズや文章と音声間の変換などをサポートします。
また自然言語処理だけでなく、画像認識の機能の提供も行っています。
Watson Studioとは
Watson Studioは、機械学習を用いたデータの統合開発・分析環境です。
従来のWatsonが提供するAIサービスにとらわれず、機械学習のためのモデル作成や学習を柔軟に行うことができます。
今までpythonを使ってTensorflowやChainerなどをゴリゴリ書いていた人も、Watson Studioを使えば簡単にモデルを構築でき、パラメータ調整やモデルアーキテクチャの構成に集中できそうです!
今回はWatson Studioを使って、手書き文字データセットであるMNISTをクラス分類する実験を行いたいと思います!
Usage
それでは、Watson Studioを使ってみましょう!
使用にはIBM Cloud アカウントが必要なので、アカウントがない人は先に取得を行いましょう。
↓の記事に従うと、ライト・アカウントを取得することができます。
IBM Cloud Watson Studioを導入する
IBM Cloudライト・アカウントを手に入れたら、ダッシュボード画面に入ります。
ダッシュボード画面に入ったら、画面右上の「リソースの作成」ボタンをクリック。
するとサービス一覧が掲載されたカタログが展開されるので、スクロールして"Watson"の欄を探し、右下の「Watson Studio」をクリックします。
Watson Studioサービスの詳細画面に遷移します。 内容を確認したら「作成」をクリックします。
Watson Studioサービスが作成されました!
「Get Started」を押し、サービスを開始しましょう!
ちなみにこちらの WML(Watson Machine Learning)サービスインスタンスも作成してください!